所長だより 令和4年9号

所長だより「五輪原(ごりんぱら)から」 令和4年11月30日 第9号

大盛況!!イングリッシュキャンプ2022

文部科学省より示される学習指導要領が改訂され、外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動を通してコミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成することを目指して、令和2年度より小学校3・4年生で「外国語活動」、5・6年生で「外国語」が教科として完全実施されました。

国立青少年教育振興機構でもグローバル人材の育成を見据えた国際交流事業に取り組んでおり、それを受けて当所では11月19日(土)~20日(日)の1泊2日で「イングリッシュキャンプ2022」を実施しました。福島県内の小学3年生から6年生までを対象として30名程度の定員で募集したところ140名もの応募があり、抽選の結果、29名の子供たちが参加しました。

このキャンプは英語を用いたオリエンテーリングや調理活動、ニュースポーツといった体験活動を行うことにより、自然に異文化に触れながら英語に親しみをもち、英語を進んで用いようとする意欲を高めることができるようにすることを趣旨として、交流の家だからこそできる英語のプログラムを提供できるように企画・運営しました。

1日目は交流の家を巡りながらチェックポイントを探すイングリッシュオリエンテーリングや世界のお菓子作り体験を行いました。また、一緒に活動していただいた外国人指導助手のダニエル・ポール・ヒルチー氏からは、出身地であるカナダで見られる動物や食べ物、日常でも使える英語や発音などを紹介していただきました。2日目はフィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」を行って、グループ同士で交流を深めました。最初の内はなかなか英語がすぐに思いつかない子供も多く見られましたが、お互いに慣れてくると「Here you are!」「Thank you!」といった会話も聞こえるようになり、英語を使って声を掛け合いながら楽しく2日間を過ごすことができました。

今回のキャンプで実施したイングリッシュオリエンテーリングやモルックは、今後も交流の家のプログラムとして提供できるように計画しておりますので、ご希望がありましたらぜひご相談ください。

(文責:所長 佐川 正人)

<子供たちも夢中になったモルック>

 

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