所長だより 27号

 五輪原から 11月26日 第27号

「通学キャンプウィズスクール(通キャン)」終了!!
関係の皆様へ感謝と参加された皆さんの今後のご活躍に期待

最近、めっきり朝晩はかなり冷え込むようになってきました。11月5日には、
磐梯山の山頂に初雪が降りました。眼下に広がる猪苗代湖には冬の使者といわ
れる白鳥が多く飛来してきています。冬の訪れを感じさる今日この頃です。
さて、このような中、通学キャンプウィズスクールを実施しました。この事業
は、当交流の家の看板事業のひとつで、平成8年度に初めて実施し、今年で22
年目を数えます。途中、東日本大震災が発生した平成23年度は実施できません
でしたが、毎年この時期に実施しています。猪苗代町、磐梯町の希望する小学生
を募り、今年は両町8校から、4年生、5年生、6年生65名(男子29名 女
子28名)の参加がありました。
7日間を振り返りますと、磐梯第一小学校の中村先生による作文指導、元県教
育センター長期研究員 加藤先生による情報モラルSNSについて、猪苗代町
役場の古川さんの防災教育特に土砂災害について、猪苗代町教育委員会の菅井
先生によるダンス指導 ジンギスカンやパプリカを勉強しました。そのダンス
の発表会も見事でした。
ほかの学校の子供たちとの共同生活を通して、一緒に寝たり、起きたり、清掃
をしたり、食事をしたり、洗濯をしたり、宿題をしたりするなど、本当によく頑
張ったと思います。
また、自分のよさや相手のよさに気づき、たくさんのお友達を作ることもでき
たことと思います。
皆さんが、目標をもって積極的に取り組んでくれたおかげで、今年も充実した
通学キャンプとなりました。
お力添えをいただきました、本事業の実行委員長猪苗代町立緑小学校の佐藤
秀一校長先生をはじめ、磐梯町PTA連絡協議会会長 鈴木孝之様、各小学校の
校長先生、先生方、PTA会長様、猪苗代町教育委員会、磐梯町教育委員会教育
長様、そして講師を務めていただいたみなさん、バスの手配、バスの運転・送迎
に当たられた方々にも重ねてお礼申し上げます。
また、ボランティアとしてご協力をいただいた大学生・高校生の皆様にも心よ
りお礼申し上げます。子供たちの生活を共にしてくださり、世話をしていただけ
たこと、皆様のおかげで心に残るキャンプになったと思います。ありがとうござ
いました。
保護者の皆様に申し上げます。令和になって初めての通学キャンプウィズス
クールにご参加をいただき、本当にありがとうございました。諸準備もお疲れさ
までした。7日間大切なお子様を出すということは大変不安に感じられたこと
と思います。
初めて出会う子供たちが様々な活動をしたり、寝食を共にしたりするという
ことは、自分を見つめなおし、相手のよさに気づき、さらにはコミュニケーショ
ンの大切さやむずかしさを実感したことと思います。いくつかトラブルもあっ
たと聞いていますが、子供隊同士が話し合い、励まし合って解決に向け努力する
姿も見られ、大きな成長と感じています。
この場をお借りしまして、いろいろな不備、至らぬところもございましたこと
をお詫び申し上げます。私共といたしましては、今回の成果と課題をしっかり把
握し、次回さらに充実した通学キャンプになるよういっそうの努力をしてまい
りたいと考えていますので、今後ともご支援ご協力をお願いいたします。7日間
ありがとうございました。
さて、参加してくださった65名のみなさん、どうかぜひ、この1週間の通学
キャンプで身に付けたこと、学んだことを今後の学校生活や家庭生活に生かし
てほしいと思います。そして4年生と5年生は、来年またこの通学キャンプに参
加してくれること、また6年生は、中学校に進学してこの仲間とともに活躍され
ますことを期待しています。
これからますます寒くなってきますので風邪などひかずに、健康に気を付け
られ、それぞれの学校でのご活躍をお祈り申し上げますとともにご協力いただ
きました関係の皆様に重ねて心より感謝を申し上げたいと思います。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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