五輪原（ごりんぱら）から ８月１６日 第５３号
「チャレンジ・ジオ・キャンプ２０２０ 無事終了。」
当交流の家の看板事業である「チャレンジ・ジオ・キャンプ２０２０」を終了
しました。実施に当たっては、いろいろと悩みました。それは、新型コロナウイ
ルスが全国的に猛威を振るい、一向に収束の兆しが見られないどころか、第２波
ではないかと思われるくらいの増加がみられていること、さらには、全国的に小
中学校の臨時休校が長引き、夏休みの開始時期、終了時期、期間が各市町村教育
委員会でばらばらで、従来どおりの長期キャンプが実施しても参加が不可能で
あること、新しい生活様式を取り入れた教育事業のノウハウが少ないことなど
です。
当初、このチャレンジ・ジオ・キャンプ２０２０を１３泊１４日の長期キャン
プとして計画しました。しかしながら、臨時休校期間が長く、夏休み自体が短い
ため、更には開始時期も、終了時期もまちまちであることから、３泊４日を４サ
イクル行うことといたしました。通常、定員も３０人ですが、各回１５人を募集
定員とし、内容もぎゅっとコンパクトにして磐梯山登山、檜原湖でのキャンプ、
湖水浴、カヌー体験、散策、野外炊事などにしぼり計画・立案しました。
各回とも申込者がありましたが、４回目の申込者は比較的少なかったため、３
回目に移っていただきました。
この教育事業は、当所の看板事業です。今回の申し込み者の内訳は、リピータ
ーが約７割、新規申し込み者が約３割です。そしてボランティアの方々が６名来
てくださいましたが、その半分が、以前に自分がこのチャレンジ・ジオ・キャン
プに参加していた方で、参加者からボランティアとして参加してくださったの
です。このことはとてもうれしくこれまで１０年間ずっと続けてきた成果が思
わぬところで出てとてもよかったと思います。
３回の実施に当たり、講師を務めていただきましたみなさんに心よりお礼申
し上げますとともに、各回に参加された皆さん、ボランティアとして参加してく
ださったみなさんに感謝申し上げます。
次年度こそ、１３泊１４日のチャレンジ・ジオ・キャンプ２０２１がたくさん
の参加をいただき実施できることを願っています。
（文責 所長 福 士 寛 樹）