所長だより 65号

五輪原(ごりんぱら)から 1月28日 第65号

「みんなで頑張りましょう」

ここ猪苗代は連日暖かい日が続いています。さすがに朝晩は、冷え込みますが、
日中は、温かな日差しが降り注ぎ、大きな雪の塊を少しずつ少しずつ溶かしてい
ます。この時期の猪苗代は、どんよりとした雲に覆われ、風も強く、時折、雪ま
じりの天気が続きますが、ここ数日の太陽の温かい光はとてもありがたく感じ
ます。
おかげで、道路の路面には雪が全くなくなりました。車の運転もとても快適で
す。もちろん道路のわきには数日、前よりは少し引くなった感じがしますが、い
まだたくさんの雪が積もったままですが。
さて、1都3県で緊急事態宣言が発出され、後を追うように11都府県に広が
りました。2月7日までの約1か月間。東京都では少しずつ、その成果が現れつ
つあるような感染者数ですが、油断は禁物だと思います。
当交流の家では、緊急事態宣言を受け、また、県知事から不要不急の外出の自
粛が出されたことを受け、この期間の事業をすべて延期または中止とさせてい
ただきました。
年間を通した事業が2つあり、総まとめの時期の事業延期または中止をする
ことはとても残念に思います。
新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の話がでておりますが、ぜ
ひスピード感をもって有効なワクチンの確保、そして全国民への接種がスムー
ズに行われるよう願うばかりです。
この感染症は、私たち人間の欲望や快楽を戒めているかのように警告をして
いるのではないかということを感じます。もともと日本人は、太古のころから集
団での生活を主として生きてきた民族で、この自粛生活はなじめないところが
多いと思いますが、一人が緩むとどうしても感染が拡大してしまいます。
早ければあと半年、今こそ日本人の結束力でじっと我慢をし続け、なんとして
も新型コロナウイルスに打ち勝っていきたいと思います。お互いに頑張りまし
ょう。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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