五輪原(ごりんぱら)から 5月18日 第68号
「猪苗代町の田に水が入り・・・」
今日の猪苗代は、うす曇りの天気で穏やかな日です。磐梯のフィールドの遅咲
きの桜と八重桜は、先日まで美しく咲いていましたが、急に散り始め、葉桜に近
い形になってきました。
所長室から猪苗代湖を臨むと、国旗と所旗が西風を受けてゆったりとなびい
ています。
ここ猪苗代の田んぼにも水が入り、代掻きや苗植えの姿がみられるようにな
りました。暦の上では、初夏の訪れを示す八十八夜も過ぎました。田んぼに水が
入りますと少しひんやりとした風が吹き、春先の温かさからすがすがしさを強
く感じられるようになりました。
2年前ですと、ゴールデンウイークから多くの観光客が猪苗代を訪れ、にぎや
かになりますが、今年も感染力の強い新型コロナウイルスの変異株が全国的に
猛威を振るい、不要不急の外出の自粛や県をまたぐ移動の制限など相変わらず
忍耐と自粛の生活が続いています。そのせいか、町の賑わいも感じられずひっそ
りとしています。
ここ磐梯もトップシーズンを迎え、多くの方々のご利用をお待ちしていまし
たが、キャンセルが相次ぎ、寂しい気持ちでいっぱいです。通常なら児童生徒の
歓声が響き渡り、賑やかな磐梯であるはずなのに…
先日所員総出で、キャンプ場のテントサイトの整備を行いました。頑丈な思い
テントを張るのは数人がかりです。トラロープや指す股などを使いながら設営
します。全部で25張設営しました。
当交流の家のキャンプサイトは、ワーケーションにぴったりですよ。もし、興
味のある方やご希望の方はご連絡ください。下見だけでも対応させていただき
ます。
こんな時だからこそ、所員・全スタッフ知恵を出し合い、連携・連帯・連動し
て乗り越えてまいりたいと考えています。皆さん、応援してくださいね。
(文責 所長 福 士 寛 樹)