所長だより 80号

五輪原(ごりんぱら)から 12月25日 第80号

第2学期・・・・終了

12月25日、仕事納めの日を迎えました。私から全所員に次のような話をし
ました。
国立磐梯青少年交流の家仕事納めの式所長あいさつ
令和3年の仕事納めの式に当たり、ご挨拶申し上げます。
今年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業、新しい
生活様式の継続、ワクチン接種、東京オリンピック、パラリンピックの開催、事
前合宿での協力などなど、これまでに経験をしたことのない世界的なパンデミ
ックに振り回された1年でした。
そのような中でも、ここにおいでになる皆様方の英知と献身的なご協力によ
り、利用者数の拡大を図り、昨年以上の実績を上げることができました。地元猪
苗代町や福島県の信頼を得ることができた1年でもありました。
私は、就任当初から、職場の「和」を第一に、目標利用人数の確保と満足度、
宿泊室の稼働率の確保、満足度の解消等、機構や当交流の家の目標達成・課題解
決に向け、知恵を出し合い、力を合わせ、所員はもとより、食堂、ボイラー、清
掃、警備の皆様が一丸となって一生懸命取り組むよう、機会あるごとに話をして
まいりました。
特に、ガーナ共和国のオリンピック選手団の事前合宿団を受け入れることが
できたこと、フェスティバルやアクティブジオキャンプ、キッズキャンプ、アグ
レッシブキャンプ、バイリンガルキッズ、日本文化を楽しもう、そして第7期福
島こども未来塾などの各種教育事業も感染予防対策を万全にして、新しい生活
様式を取り入れながら、延期、再延期と多い時には5事業のブッキングを全所員
の献身的なご協力により実施してくださったこと、早寝早起き朝ごはん国民運
動の出前事業へのご協力にも、心より感謝申し上げます。このような時期にもか
かわらず、バンダイに足を運び、参加していただいたご家族や子供たちの笑顔を
見ると、本当にうれしくなります。また、ここで事前合宿に参加したガーナ選手
団のボクシング選手が銅メダルを獲得されたこともうれしい限りです。
そのうえ、日ごろからの業務としての研修支援、受け入れ対応、電話対応、さ
らには内外の環境整備、バスの運転等、精力的な勤務に敬意を表します。
食堂、ボイラー、警備、清掃の皆様にも我々とのしっかりした連携のもとそれ
ぞれの業務を事故なく安全・安心を第一に着実に進めていただきましたこと、重
ねてお礼申し上げます。1年本当にありがとうございました。
来る令和4年には、新学習指導要領が高等学校で順次全面実施の年でもあり
ます。国土強靭化計画に基づく防災拠点として、ライフラインの充実、宿泊室へ
のエアコンとエアウィーブの完全導入など、今年以上に恵まれた環境になりま
す。
当交流の家としては、昭和41年に開所以来、56年目を迎えます。第3期中
期目標・計画も最終年度まとめの年から、次年度は第4期中期目標・計画の2年
度の年となります。
機構の組織の一員としてその役割や目標・計画を改めてしっかりと正しく理
解し、自覚し、さらには様々な状況の変化等をアンテナ高く情報収集しながら、
特に負の要因や課題に対しては、適切かつ迅速な対応をしてかなければなりま
せん。
私たちにとって、これまで経験をしたことのない、新型コロナウイルス感染拡
大が周期的に続き、一向に収束が見えない中、経済がいっそう冷え込み、いかに
感染拡大防止と経済の両立が難しさをいっそう実感せざるをえない非常に厳し
い我慢と忍耐の年がしばらく続きそうです。
だからこそ、連携・連帯・連動を念頭にワンチームになり、21名の所員と、
食堂、ボイラー、警備、清掃さんのスタッフ全員の英知と実行力を総合して、新
たな目標に向かって前向きに着実に取り組んでいかなければなりません。しか
しながら、最も大切にしていただきたいことは、何といっても心身の健康であり
ます。
年末、年始を、体調を崩すことなく、事故なく、休暇を有意義にお使いいただ
き、日ごろの心身の疲れを取っていただくとともに、ご家族とのだんらんを存分
に担保し、ぜひ来年への英気を養っていただきたいと思います。
結びに、皆様方の1年間の素晴らしいお仕事ぶりと献身的な姿勢に重ねて心
から感謝申し上げますとともに、ご家族とともに輝かしい新年を迎えられます
よう、さらには新型コロナウイルスの一日も早い完全収束をご祈念申し上げ、仕
事納めの式に当たってのあいさつといたします。1年間お疲れ様でした。そして
ありがとうございました。
令和3年 12月25日
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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