所長だより 13号

五輪原(ごりんぱら)から 4月16日 第13号

春の訪れを実感させる桜前線がようやく東北地方にやってきました。4月1
3日、会津若松市の鶴ヶ城の桜の開花が宣言されました。福島県は、新潟県に隣
接する会津、そして、国道4号線や東北新幹線が通る中通り、太平洋側の浜通り
の3つのエリアがあります。桜前線が一番早いのは、浜通り。その中でも常磐ハ
ワイアンセンターがある、いわき市が最も早く開花します。次は中通り。そして
一番遅いのが会津となります。今日現在、福島市、郡山市の桜が満開。会津が咲
き始めです。当交流の家がある、猪苗代は、県内有数の豪雪地帯で、寒冷地なの
で、県内でも最も遅く開花します。当交流の家の桜は、まだまだつぼみが固いよ
うですが、桜の木々の枝を見ると赤みがかってきましたので、10連休前後には
開花するのではないかと思われます。
私は、桜というと、森山直太朗さんの「さくら」やコブクロさんの「桜」を思
い出します。森山さんの「さくら」では、さくら さくら 今咲き誇る 刹那に
散りゆく 運命と知って という歌詞。コブクロさんの「桜」は、花びらの数と
同じだけ 生きていく強さを感じる 嵐吹く 風に打たれても 止まない雨は
ないはずと 桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ 涙と笑顔に消さ
れてくそしてまた大人になった という歌詞が大好きで、思わず口ずさみます。
桜は、春の訪れを実感させるばかりでなく日本に生まれ、毎年桜が咲くのを見
られるのは幸せだと感じるようになりました。満開に咲き誇る桜と散りゆく桜
の両面を見られるのも魅力の一つです。
私は昨年、弘前市の弘前城公園を訪れ、満開の桜を楽しみました。たくさんの
桜の木々の桜の花の美しさばかりでなく、お濠に舞い落ちた桜の花びらが花筏
として水面一面に敷き詰められた情景が美しく、心に残りました。福島県内にも
三春町の滝桜、福島市の花見山、郡山市の内出の桜、白河市の妙関寺の乙姫桜、
南湖公園の楽翁桜、相馬市の馬陵公園の桜、二本松市の霞が城公園の桜、そして
猪苗代町の観音寺川の桜が有名です。
私は、今、今年はどこ出向いて観桜しようか、思案中です。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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