五輪原(ごりんぱら)から 4月21日 第39号
「鯉のぼり」
今日は、4月21日、曇り空ですが、昨日より気温が高くなりました。
先日、所員とともに「鯉のぼり」を所内に掲揚しました。鯉のぼりは、元来日
本の風習で江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長と立身
出世を願って家庭の庭先などに飾る鯉の形を模して作ったのぼりを言います。
紙、布、不職布などに鯉の絵柄を描いたもので風を受けてたなびきます。
もとは、旧暦の5月5日までの行事であったそうですが、新暦の5月5日に向
けて飾られるようになりました。
こいのぼり
屋根より高い鯉のぼり
大きい真鯉はおとうさん
小さい緋鯉は子供たち
おもしろそうに泳いでる。
こいのぼり
甍の波と 雲の波
重なる波の 中空を
橘かおる 朝風に
高く泳ぐや鯉のぼり
開ける広き その口に
船をも 呑まん 様見えて
ゆたかに振るう 尾ひれには
ものに動ぜぬ姿あり
百瀬の滝を登りなば
忽ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子と
空に踊るや 鯉のぼり
懐かしい「鯉のぼり」の歌です。これらの歌は、幼少時に歌いましたよね。こ
の歌をみんなで口ずさみながら鯉のぼりを掲揚しました。その意味は、新型コロ
ナウイルスの一日も早い収束とこの新型コロナウイルスに負けずに子供たちが
健やかに成長することを願ってのことです。
(文責 所長 福 士 寛 樹)