所長だより 42号

五輪原(ごりんぱら)から 5月12日 第42号

「今こそ、早寝・早起き・朝ごはん」

ゴールデンウイークも終了し、温かな日が続いています。新型コロナウイルス
が全国的に猛威を振るい、本県においても今日現在、81人の感染者が出ていま
す。そのため、県内59市町村のほとんどで小学校、中学校、高等学校、そして
特別支援学校では、臨時休校措置が取られています。
同時に、不要不急の外出自粛の措置が取られているため、自宅で過ごす時間が
長くなってきています。自宅内での運動機会や時間の確保は、TVやインターネ
ットを駆使して担保することは可能ですが、飽きてしまいがちです。
このような状況の中、児童生徒の生活習慣の乱れや学力や体力の低下、ストレ
スの蓄積等が問題視されてきています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止には、マスクの着用や手洗い、うがい、洗
顔などが有効であるとされていますが、今こそ、「早寝・早起き・朝ごはん」す
なわち、夜は早めに就寝し、朝は早めに起床すること、そして睡眠時間の確保、
児童生徒では年齢にもよりますが、睡眠時間は8時間程度が必要です。もちろん
時間だけでなく、睡眠の質も担保していくことが大切です。次に朝ごはんを食べ
ること。食は生きるための基本中の基本、特に朝ごはんは1日の活力を生み出す
大切なエネルギー源。もちろん、朝ごはんだけでなく、昼ごはんや晩ごはんも大
切ですし、栄養のバランスも大切なことです。
そのほか、適切な運動時間の確保も大切なことです。
各学校の休校措置が続く中、夜更かしをして、そのため朝起きるのが遅くなり、
朝食と昼食が一緒になったり、朝食を抜き、昼ご飯だけになったり、ゲーム漬け
になり運動をする時間がゼロになったりして、どうしても基本的生活習慣が乱
れがちです。そこで、「早寝・早起き・朝ごはん」を心がけ、毎日、良質な睡眠
時間を確保し、バランスのとれた食事を摂り、そして適度な運動を実践すること、
が、かかる感染症に対する抵抗力、防衛体力を高めることにつながるのです。
今こそ、抵抗力をつけ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「早寝・
早起き・朝ごはん」を実践していきましょう。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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