所長だより 62号

 五輪原(ごりんぱら)から 12月18日 第62号

「一面雪で真っ白」

12月16日から、ここ猪苗代でも雪が降り続け、磐梯青少年交流の家の集い
の広場は、50センチメートルほどの積雪です。今シーズン最強の寒波の到来の
せいだそうです。昨シーズンは、雪がほとんど降らずに、降ったとしてもすぐ解
けてしまうなど、珍しいシーズンでありました。そのため、スキー場も雪が少な
く、一部滑走不能のコースがあったり、ブッシュが見え隠れしているゲレンデも
あったりとかなり苦戦を強いられたと伺っています。思い通りに誘客できず、例
年の何分の一だったそうです。
そのような中、この雪な恵みの雪です。スキー場は雪に関してはほっとしたよ
うですが、急に降ったため、安全祈願祭を慌てて実施したり、急きょゲレンデの
整備に入ったりとあわただしく動いているようです。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大が一向に収まらないどころか、東
京都では先日800人を超す陽性者数を数えました。ここ福島県でも連日二ケ
タの陽性者数を数え、人口当たりの陽性者数の割合は、東京都とほぼ同じ状態で
あると専門家が指摘されていました。
GOTOトラベル、イート事業を展開していましたが、先日中止になったこと
で各観光地は少しずつ回復を見せていたと伺っていましたが、この中止の影響
がスキー場にも出そうです。
ここ2年間、降雪量が少なかったのでせっかくの大雪をチャンスに有効利用
してほしいと思います。そしてにぎやかなスキー場、猪苗代町に復活してほしい
と思います。
当交流の家でも2月上旬に猪苗代フェスティバル 冬開催を予定しています。
昨年度は、雪が全くなくて雪を生かした活動が全くできませんでした。今年は、
冬の体験活動の場としてぜひ実施してまいりたいと考えています。
いずれにしても新型コロナウイルスの感染拡大の一日も早い収束を願ってい
ます。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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