所長だより 74号

五輪原(ごりんぱら)から 7月2日 第74号

「ガーナ共和国」

ガーナ共和国は、アフリカ大陸の西部に位置し、ギニア湾に面する面積、23
8.537km2日本の約3分の 2 の大きさで、人口は約3042万人。首都は
「アクラ」、公用語は英語です。国民の約7割がキリスト教徒、約17パーセン
トがイスラム教徒です。
その「ガーナ共和国」からオリンピック選手団が7月2日の夜、ここ磐梯青少
年交流の家に到着しました。
東京オリンピックに出場予定の「ボクシング」「競泳」「ウエイトリフティング」
3種目6人の方々です。監督、コーチなど役員を含めると全部で16名。出国前
PCR検査で2回陰性であることを確認、成田空港検疫においてさらにもう一
度PCR検査をし、全員が陰性を確認してからの来所です。プレ合宿の宿泊施設
としてのご利用です。
ガーナ共和国は、ここ地元猪苗代町がホストタウンとしてお迎えした国。7月
2日から17日までプレ合宿のため来日しました。
実は、ガーナ共和国と猪苗代町は昔から深い結びつきがあります。それは、猪
苗代町が生んだ偉大な 「野口英世」博士。1000円札の肖像画として有名で
すよね。細菌学主に梅毒や黄熱病の研究で知られる、野口博士は、1928年英
国領ゴールドコースト(現 ガーナ共和国)の首都アクラで亡くなりました。
そんな結びつきから、猪苗代町は、2021年3月19日、ガーナ共
和国のホストタウンとして名乗りを上げたようです。
水泳は、猪苗代町立吾妻中学校のプールで、ボクシングは、会津若松
市の河東体育館、ウエイトリフティングは、猪苗代町カメリーナ体育館
トレーニング室をメイン会場に練習を重ねます。
早く日本の環境になれ、このプレ合宿の成果が選手の皆さんにとって
実り多きものになり、オリンピック本番でベストパフォーマンスが発揮
できますよう所員一同願っています。がんばれ!!!ガーナ共和国選手
団!!!
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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