所長だより 79号

五輪原(ごりんぱら)から 12月18日 第79号

「山形県 PTA 指導者研修会兼やまがた教育の日関連事業
子供の生活リズム向上山形県フォーラム一開催」

令和3年度 山形県PTA指導者研修会兼「やまがた教育の日」関連事業
子どもの生活リズム向上山形県フォーラムが、令和3年11月13日 午前1
0時30分から会場を山形県 山形市の遊学館で行われました。
この事業は、会津山形体験の風を起こそう実行委員会の主催。皆さんご存じの
通り、福島県には、国立磐梯青少年交流の家と那須甲子青少年自然の家、二つが
あり、磐梯は山形県と連携し、体験の風関連の事業を長年展開している一環とし
て行われました。
主催者挨拶として、山形県教育委員会教育長さんの話の後に、次のような挨拶
をしました。
みなさんおはようございます。ただいま、ご紹介をいただきました、独立行政
法人国立青少年教育振興機構 国立磐梯青少年交流の家 福士寛樹と申します。
平素より当交流の家の諸事業に対し深いご理解とご支援を賜っておりますこ
とにこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。
暦の上では、先日立冬を迎え、朝晩の冷え込みもいっそう厳しい季節となりま
した。また、新型コロナウイルス感染症も落ち着きを見せ、このまま収束するこ
とを願うばかりです。
そのような中、令和3年度山形県PTA指導者研修会兼「山形教育の日」関連
事業子どもの生活リズム向上山形県フォーラムが盛大に開催されますこと心よ
りお慶び申し上げます。また、本日、長年にわたり素晴らしいPTA活動が認め
られ、優良PTA県教育委員会表彰を受けられました関係の皆様、誠におめでと
うございます。重ねてお祝いを申し上げます。この受賞を契機に各学校PTA活
動のさらなる充実と発展をご期待申し上げます。
さて、独立行政法人国立青少年教育振興機構は、青少年教育のナショナルセン
ターとして、本部を含め全国28か所の青少年教育施設が、早寝早起き朝ごはん
を中心とした子供たちの基本的な生活習慣の醸成を大切な柱のひとつとして活
動しています。その中で、それぞれの施設が、近隣の地域エリアと連携し、体験
活動のさらなる拡充に努めることとしており、磐梯青少年交流の家は山形県と
連携をさせていただいております。平成27年度から体験の風をおこそう運動
の一環として、会津・山形体験の風をおこそう実行委員会を組織し、各種事業に
取り組むとともに毎年子供の生活リズム向上山形県フォーラムにご協力をさせ
ていただいております。
後ほど、午後からになりますが、当機構の事業の一つであります各PTA主催
行事等に有効活用ができる「子ども夢基金」につきまして、当交流の家の職員か
ら皆様にご説明させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本日は、子供たちのよりよい生活習慣や望ましい食習慣、体験活動の重要性な
どについて学ぶ機会として、各校PTAの中心的な役割を担う方々にお集まり
をいただき、このように研修を行うことは、PTA活動のさらなる活性化と、P
TA指導者としてのヴァージョンアップに直結するものと確信しております。
優良PTA活動の事例発表、そしてフォーラムのテーマを「Sociaty5.
0デジタル社会の中で生きていく子供たち」とし、依存症予防教育アドバイザー
の増田貴久先生をお招きし、「将来の依存症を予防するネットルール作りとかか
わり方」についてご講演をいただくことは、急速にデジタル化が進展する我が国
のそしてGIGAスクール構想に基づくICT教育の普及による学校や家庭の
今日的重要課題として誠に時宜を得た素晴らしいプログラムであると思います。
どうか、本日の研修が皆様方にとりまして、実り多きものになりますよう、そ
して、学校と家庭と地域がさらに連携を深められ、未来を担う子供たちの健やか
なる成長のため、学校の応援団として、それぞれのPTAが今後さらに素晴しい
活動を継続されますようご期待申し上げます。
当交流の家といたしましても、山形県との連携をさらにいっそう深めさせて
いただき、常にさわやかな体験の風を吹かせながら、子供たちのすべての学びの
基礎となります体験活動の機会の拡充と内容の充実に努めてまいりますので、
皆様方におかれましては、引き続きご理解とご支援・ご協力を賜りますようお願
い申し上げます。
結びに、本日の開催に当たり、きめ細やかな企画・運営に当たられました山形
県教育委員会の皆様に御礼を申し上げますとともに、皆様方のご健勝と、今後ま
すますのご活躍、そして山形県PTA連合会、各学校PTAのさらなるご発展を
お祈り申し上げ、あいさつといたします。
令和3年11月13日
独立行政法人青少年教育振興機構
国立磐梯青少年交流の家 所長 福士 寛樹
遊学館は県立図書館の機能を持ち、素晴らしい施設でした。
ここで、子ども夢基金の説明をさせていただきました。
(文責 所長 福 士 寛 樹)

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