所長だより 令和4年6号

所長だより「五輪原(ごりんぱら)から」 令和4年9月5日 第6号

子ども体験遊びリンピック

国立青少年教育振興機構が行っている「体験の風をおこそう運動」の一つに、「子ども体験遊びリンピック」事業があります。「子ども体験遊びリンピック」は子どもや保護者を対象に、「競争性のある体験活動」に取り組むことで自然体験や生活体験等の楽しさ、順位を競う楽しさを体験し、その達成感を実感してもらうとともに、体験活動推進の気運を全国的に高めることを目的として実施しています。
交流の家でも6月に行った「第6回いなわしろフェスティ
バル」で体験ブースを設けたり、昨年度は親子対象の教育事業の中で実施したりしました。

今年度は猪苗代町をはじめ会津若松市、喜多方市、磐梯町、会津坂下町、会津美里町、北塩原村、湯川村の各市町村にある児童クラブに缶バッチ製作と遊びリンピック体験の出前募集をしたところ、コロナ禍ではあるものの多数の申し込みがあり、感染対策のご協力をいただきながら6月から出前事業を実施しているところです。以前、ある児童クラブからの依頼があり、児童クラブ祭りブースの一つとして「遊びリンピック」出前事業を実施しました。

会場と時間の都合もあり、事前に担当の方と相談して、保護者の協力もいただきながら「洗面器お手玉投げ」「さいころ1出し」「わりばしダーツ」「シャトル投げ」の4種目を行いました。お祭りチケットを出した子供たちは興味津々に各種目の説明を聞いた後、友達と競い合いながら熱心に取り組んでいました。
「これ難しいなあ。」
「次はもっといい記録出すぞ!」と、とても楽しそうに初めての体験に挑戦する子供たちの笑顔は、本当に輝いていました。やはり自分の体を動かして体験することは、子供たちにとって魅力あるものであることを実感できた1日となりました。

これからも交流の家では缶バッチ製作や「子ども体験遊びリンピック」など、体験活動の推進に向けて取り組んでまいります。

(文責:所長 佐川 正人)

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